「日本一高い乗り物」パートUです。
二枚とも七面山への登拝記念写真である。背景に鉄骨製の羽衣橋が写っているので、戦後間もない頃の写真らしい。
上段の写真に写っている和服姿の女性は宗教者(俗にいうオガミヤさん)であろうか、着物の着こなしが現代とはよほど違っているのが目につく。裾廻りを広くゆったりとした着付けは着物が日常着だった時代を感じさせてくれる。
2枚の写真とも山駕籠を二点で担いでいるのにビックリ!!
現代は四点プラス予備1名の五人がかりなのだから。しかも戦後当時の人たちの体躯と比べたら現代人の方がはるかに大きく体力も勝っているはずなのだが・・・・・?
この写真を見る限り、牛豚肉海老フリャー食より芋根菜雑穀食の方が勝ってたと思わざるを得ない。ってことは当時国を挙げて取り組んだ食生活改善運動は今いっぺん見直し改善運動が必要なのかも。
2枚の写真はえびすや旅館所蔵より。