2007年08月01日

赤沢モノクローム チャカポコチャカポコ

2006年8月1日に遭遇した不思議な出来事について、ちょっと話を。
普段なら熟睡中であるはずのam4:25、どうした訳かこの日に限って薄ボンヤリとお目覚め。
未だ外は暗く夜明け前の赤沢集落は深い森の中で薄墨色に沈み、人々が起き出す直前の静寂に包まれた時間だった。
そのときである。どこかでヒグラシ蝉がカナカナカナと鳴き始めたと思う間もなくあちこちから湧き上がるように鳴き響き、カナカナの大合唱は波のように拡がり、うねりながら森全体が鳴動し始めた。
ウワッすごい、ナニが始まったんだ?と思わず跳ね起きたのだった。
このカナカナ大合唱は約10分間続き、AM4:35にピタリと止み、気が付けば元の静寂に戻っていたのである。
しばし呆然としている間にやがて鳥のさえずりが聞こえ始めて、外は白々と夜が明けたのだった。アレは空耳だったのだろうか?

しかし空を覆うようなカナカナ大合唱ウェーブはどっかで聴いたような気がするナー・・・・・・・・・・・・・・・。佐渡の鼓童だ、
締太鼓7台・14本のバチが繰り出す音の洪水「モノクローム」の演奏。そっくりというか正にそのものじゃないか!  
しかも夜明け前の薄墨色の闇は、曲名「モノクローム」であるに違いない。こりゃもう間違いないことに決めたっ。

1976(昭和51年)作曲したのは現代音楽の巨匠・故石井真木である。
彼はある時ある場所でこの時間にカナカナ大合唱に遭遇した。思わず寝床から跳ね起きたにに違いない。・・・・・・・ここまではオラと一緒である。
違うのはここから先、彼は急いでペンを取りカナカナ合唱を採譜した。オラはアレは空耳だったかな〜と呆然としてる。これが巨匠と平平凡人との分岐点と言える。
それだってオラは心臓がドキドキするほど大満足なのだ。音楽とは無縁なモンが「モノクローム」と「石井真木」をこの時に大発見しちゃったのだから。

 鼓童もなーよ鬼太鼓座時代から幾十年、オオイさん、ヨシカズさん、モッちゃん、きっとみーんな知らねで太鼓打っとーどに。こんだぁおせーてやらざーよう。(ムフフのフである)

ところで2007年はどうだったか?というと、7月26〜31日の間、残念ながら赤沢モノクロームには出会えませんでした。・・・・・・・・・・・・・・・・・8月1日は?
posted by ヒコベエ at 00:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
カナカナ蝉の声いいですねぇ。早朝と夕方に大合唱となることが有ります。林(森)全体が鳴いているように、「カナカナカナ」というより「ケケケ・・・」に近いかも知れません。

ヒグラシは最も環境破壊に弱い昆虫と言われています。いつまでもカナカナが聞こえる日本の環境であってほしいと思っています。
Posted by いいんちょう at 2007年08月01日 10:03
わが町ではほぼ一日中ヒグラシの大合唱です。職場で日中ずっと鳴り響いています。環境破壊に弱い虫なんですか。いつまでも鳴かせるよう自然を守りたいですね。

5年ほど前、早川町に行きました。山が切り立っているのが印象的でした。3000m級の山ってこれかぁ。フォッサマグナってこれかぁ!と思いました。あれで雪が多かったりしたら住めないかもと思ったものです。まさに「やまだらけ」ですね。あの景観だけでも魅力ですよね。写真もすごかった。
フィールドミュージアムの活動、ぜひ盛り上げてください。
Posted by 桐次郎 at 2007年08月02日 15:32
いいんちょうさん、桐次郎さんコメントおありがとうごぜますだ。そうですか、ヒグラシは環境破壊に弱いですか。なるほどそれで「その日暮らし」の名が付いたんですかねぇ。ヘールドミージアム云々はここだけの話、まあだ日光の手前で足踏みしてる段階ですわ。早川町は未だ知られざるレアな文化地帯ですから、山も深いけど奥が深いです。
Posted by 管理人 at 2007年08月03日 01:43
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