2007年02月03日

続・便所がおもしろい

wc-02.jpg

見どころそのB
床下と便槽の間に丸竹に8角形の板が付いてますが、コレなんだか判りますか? 写真を見てすぐに判る人は田舎で育った団塊世代より上ということがバレちゃいますね。私はず〜っと下ですがコレを見て“こんな大発明があったのか”とすごく感動しました。昔はみな汲み取り便所でしたから、ポットン便所とも言って大便をするとポチャンと跳ね返りが尻まで届くんですよ。ウヒャーッてなもんで、この恐怖感といったら・・・・・

 この装置は、落ちてきた便を一旦8角形の板の縁で受けると、その重みで丸竹の軸が回転し、間を置いて便だけが便槽に落下します。これによって便の落下速度が落ち跳ね返り高さも低く尻まで届かないんです。しかも板の周りに積もったモノが跳ね返りを防ぐという効果も期待できます。
 生活のちょっとした工夫なんですが、有るのと無いのでは天と地ほどの違いが生じるものなんですねえ。

 これと同様に、小便器に新しい杉葉を入れておくことがあります。
汚臭を消し「急ぐとも 心静かに手を添えて 外に漏らすな朝顔の露」の芳香と跳ねを防ぐ効果もありそうです。
 小さな工夫やちょっとした心使いが日常生活に潤いをもたらしていました。現代の水洗便所に備えた色付き洗浄剤や芳香剤がその末裔かも知れませんが、似て否なるモノにすぎないのでは?
絵付のある有田焼便器なんかみると、今より高い美意識と文化性を感じます。
 清潔で衛生的な設備を手に入れた代わりに失った大きなモノが有りますね。
posted by ヒコベエ at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 便 所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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