只今妙福寺本堂の屋根葺き替え修理中です。
永年の懸案だった本堂の修理がやっと実現し、昨年今年と二年がかりで工事を行っています。
お寺の裏で車から降りたとたん、向うから4匹の「まっくろくろすけ」が転がってくるではあーりませんか。
ヤヤッ!ナンデアルか愛デアルか、犬ッコロデアル。
ヨシッ撮ったるぞぉとカメラを構えるが、もはや旧式のマイ・コンデジのオートフォーカスでは、全く落着きなくはしゃぎまわる連中が画面に収まらない。
しかたない、片手をヒラヒラさせて4匹をおびきよせようとしたところ四匹が一斉にハグハグッベロベロッのヨダレ攻撃である。
ありゃりゃという間に手もカメラもベトベトにされてしまったのだった。
しかし、自分のケツやマタグラを甞めたその舌でベロベロやられてもなー。
・・・・・・・・・可愛いから許したる。
あの犬特有の体臭を嗅ぐと条件反射のようにヨダレがあふれ出てきちゃうんだわね。
子供のころ犬小屋で寝てたもんなー、愛犬ジョンとは兄弟同様の生活してたし、飼い犬というより犬に飼われてた子供だったしな〜。
ところでこの仔犬たちは甲斐犬の雑種で生後2ヶ月、自由に伸び伸びと良い環境の下で育っていますが、二年後には鹿を捕らえ猪と戦う戦士になろうってんだから侮りがたい「お犬さまたち」なんです。
写真を撮った翌日には毛足の長い2匹が南部町にもらわれて行ってしまいました。
ちょっと残念です。
飼い主のカズオ先生は残った雄雌2匹に「カンス」「シイラ」と名前を付けました。
シイラカンスのように長命を願って命名したそうですが・・・・・・いかがなものか - と。
最近の新聞記事によれば、ピサの斜塔を200年前の傾きに戻し、少なくとも300年以上倒れないとのことなので今後も世界の観光名所であり続けるらしい。
それはそれで目出度いことではあるが、ナニ我が早川町にだって「地盤ごと傾いてる土蔵」があるぞ!!ってなもんです。勝手に名付けた「どっこい斜蔵」。
知る限りでも四半世紀はずっとこの状態を保っているのであるから、県や町の名勝指定があってしかるべし・・・・・・・・(アチラさんは築965年高さ55m8層の石造物、地震さえ無けりゃ放っといたって残るわね。)・・・・・・こちとら300年後はたぶんありえない。しかし日本の自然環境は建物に対して過酷であり、人間の意思と力が働かないと残せない宿命にあることを思いつつ「どっこい斜蔵」の健気な立ち姿に拍手を送ろうではありませんか。
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