2007年10月15日

お香の実

お香の実-1.JPG

今お寺を直してましてね、境内の側に木立に包まれた旧墓地があるんですが、そっちの方で小鳥のさえずりが賑やかなんです。ありゃなんじゃろ?と仕事中のナオさんに聞いたら「あれっ知らんけ?お香の実を食べにヤマガラがいっぺ来てる」「お香の実知らね?じゃとってきて見せてやるかぁ」ってんで上記の写真です。
 さすがに山のことなら何でも良く知ってるナオさんである。
お香の実.JPG
ヤマガラの大好物という「お香の実」なる珍妙な形をした木の実の正式名称がわからないけれどとても良い香りがします。
昔の人たちは沈丁花などの香木を墓地に植えたと、他所の土地で聞いたことを思い出して、なるほどなあと感じ入る良い発見でした。
 ヤマガラはこのツルンとして硬い種を好んで食べるんだそうです。
お香の実でお手玉を作ると良い音がしたもんだと言います。実が熟すとホウセンカのように中の種がはじけ飛んでしまうので、種を取るには青い果皮のままネットに入れて天日干したそうです。
 
そうそう皆さんヤマガラって知ってます?昔神社の祭礼なんかで「小鳥におみくじを引かせる芸」がありましたが、あの小鳥がヤマガラでした。ヤマガラに芸を仕込んだ見世物というのは平安時代頃からあったそうで、しかも日本だけだそうです。
ヤマガラ-2.JPG

つくづく日本人って変なの。
しかもナオさんとかクニオさんとかカネオさんとか森の達人がいっぺえ居って、知れば知るほど赤沢の不思議発見なーのだ。

10/17「お香の実」調べました。
トウシキミ(八角)と似ていて写真から見分け難いのですが、葉の形状や実の付き方、墓地に植えてあったことなどから「紼(シキミ)」で間違いないと思います。

<以下はwikipediaより抜粋>
シキミの語源は、実の形から「敷き実」、あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれる。
古代にはサカキと同様に神事に用いられたといわれるが、その後仏事に用いるようになった。そのため、神式の榊(=サカキ)に対応させる形で梻(木偏に佛、「佛」は仏の旧字体)という国字もある。
日蓮正宗などではシキミの枝葉を仏前に供える。また芳香があるため線香や抹香の材料に用いられた。一説によれば、毒性のあるこの植物を墓に供えることで、オオカミなどが墓を荒らすのを防いだのではないかという。
[編集] 毒性
植物体全体にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある程度に有毒である。実際、下記のように事故が多いため、シキミの果実は植物としては唯一、劇物(毒物及び劇物取締法を参照)に指定されている。

posted by ヒコベエ at 01:52| Comment(3) | TrackBack(1) | 野生動植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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